旦那の甘い思い出 すいか糖

『すいか糖』てご存知ですか?

  売れ残りスイカが安い

「スイカが一昨日から安い!」っと旦那からの一報。スーパーへ駆け込むと、8kgのスイカがが980円!「空洞すいか?」「空洞なんていつも、いつも」大丈夫と私。満腹期待Maxです。

スイカが水を張ったバケツに浮かんでいる

  空洞スイカ まさかの熟れすぎ

マグロの解体ショーのごとく、ザクッと包丁を入れると、「ん?。。。実が柔らかい?」 空洞どころじゃない。陥没してるし。買い物失敗。売れ残りの宿命か。

スイカ2つに切ったら中が陥没している写真

  旦那の甘い思い出のおやつ

このまま食べるのは無理だ。旦那が「昔、母がスイカ糖を作ってくれた」と。「どんなもの?」と聞くと「飴みたいなもの」と。どんなんだろう?対抗意識がムクムクと。賢い母親に育てられた旦那の言うことは一味違う。とりあえずジャムを目指そう。

ジャムにしようと、ぐちゃぐちゃの実をわけている

  すいか8kgからスイカ液が3.7kgとれた

種を取り除いて、繊維もろとも鍋へ。すいか液が3.7kg+砂糖740g+レモン汁大さじ22杯ピチピチとジャムが跳ねて、腕に当たると痛い。限界ってところまで中火で煮詰めて10時間。1290gジャムができた。

すいかから実を取り出し、種を取り除く作業

  食べてみた感想 

恐る恐る一口、「いちごジャムに似てる」。でもスイカ味。レモン大さじ22杯入れたから、色が鮮やか。砂糖少ない割に、しっかり甘い。これならパンやヨーグルトにつけて食べれる。。ペクチンなし純粋なスイカ濃縮エキスの出来上がり。旦那の甘い思い出。亡義母の優しさと賢さ、ちょっと味わえた気がしました。

旦那の甘い誘惑にハマり、ガス代、時間、労力も使った。節約のつもりがぁ、浪費になりました。お読みくださりありがとうございました。