
10月、生協の地域イベントで「こんにゃく作りの体験会」がありました。参加費無料!トマトジュースや芋こんにゃくで有名な「有限会社下呂特産加工」の社長さん、日清食品の子会社ニッキーフーズ(冷凍ラーメンやパスタ等で有名)さんが来訪。
目次
生芋こんにゃくづくり
材料
- 生芋 500g
- ぬるま湯 2l
- 炭酸ナトリウム 5~10g
- 熱湯 100cc
必要な道具
- 平バケツ(大き50cm)
- ミキサー(パワー強め)
- ボウル(大きなボウル)
- こんにゃくを茹でる鍋
- ざる
- 菜箸
- 使い捨て手袋
東海コープ事業連合・コープぎふ・JA全農岐阜・JAひだ・ トヨタ生協・らでぃっしゅぼーや・下呂温泉各旅館・ 下呂温泉各土産品店 等に商品を卸していらっしゃるよう。
お土産にいただいた商品。

生芋100%こんにゃく作りスタート
①凍った生芋を6つに切り蒸す。串刺して通るくらい。 蒸しあがると手で皮をむく。
②細かく切り、ミキサーに入れ、ぬるま湯500cc入れ、糊状態になるまでミキサーを回す。(4回✕500cc分けてミキサーに)
③ 糊状のこんにゃく芋をバケツに入れるたびに混ぜる。つやが出るまでかき混ぜる10分。
④ 表面にぶつぶつの穴が開いたら、熱湯100ccに炭酸ナトリウムを入れ良くかき混ぜ溶かし、生芋のバケツに投入、手早くかき混ぜる10分。
⑤ぶつぶつに切れた状態→少し色が変わるこんにゃく色になるまでかき混ぜ10分。平らにして落ち着かせ10分
⑥ ハンバーグ型に丸めて熱湯に入れ20分茹でる。薄く切って、甘みそや、麺つゆで食べました
お持ち帰分

生芋こんにゃくと粉こんにゃくの違い
こんにゃく粉→、グルコマンナンを主成分、他セルロースやデンプン含む。
生芋こんにゃく→こんにゃく芋100%。
こんにゃく生芋

こんにゃく粉

群馬県はこんにゃく基準が甘い
群馬県はこんにゃく芋粉の比率が20%だったり、少量だったりするそうです。首相を4人も排出しているので、自分の県の特産品に甘いそうです。(社長説によると)
作った感想
混ぜる時間が長くて腕が辛い。10分×4回。交代でかき混ぜました。洗い物が多い。なかなか芋が取れない。広いテーブルやスペースが必要。やはり買うのが楽だ。
食べた感想
成功率を上げるため、水の量を少なめに作る。食べるとすこし固いかな?と思った。市販のこんにゃくはつるつる、生芋こんにゃくは、デコボコし。表面積多い分、味が染みやすい。水溶性植物繊維→コレステロールの上昇を抑えてくれる。
糸こんにゃくは、麺つゆで食べて、美味しい。腹持ちするし、ダイエット食にぴったり。
値段の比較
市販のこんにゃくは、180g→100円前後。生芋波こんにゃくは220g→140円。違いがあまり無い。コレステロールの薬を飲んでいるので、積極的に食べようと思う。
生芋こんにゃくの特徴と違い
生こんにゃくの袋の中に満たされている水は、真水。炭酸ナトリウムのPHを薄めるために真水。市販のこんにゃくは消石灰入り。殺菌のためアルカリ性が強い。飲むのはNG。一度洗ってから使うべし。
生芋コンニャクは芋の皮が混じり黒っぽい粒が入っていますが、市販のこんにゃくは、粉末わかめなどを入れているようです。
苦労して作った国産生芋こんにゃく。体験すると、こんにゃくが、贅沢品に思えます。ぜひ一度、生芋こんにゃく作り体験を。
下は赤味噌と砂糖、みりんを鍋で煮て、そこへ茹でたこんにゃくを入れて混ぜ
一晩寝かせたもの。味浸みが抜群でした。



